ナーシング・プロフェッショナル入試って何!?推薦入試合格者に聞いた!受験のポイントや対策法、面接で聞かれた内容!!
はじめまして。オンライン塾K講師、看護学科2回生のきたもっちです。もう2年前になりますが、私が実際にナーシング・プロフェッショナル育成入試(総合型選抜Ⅰ)(通称:NP入試)を受けたときの対策を紹介したいと思います。
目次
受験前(6月中旬)
私は、受験情報誌「蛍雪時代」で、自分が志望していた看護学を学べる大学の推薦入試を探していました。(ちなみにこの時、香川大学の存在は知りませんでした)
まず、私が探した条件は
・共通テスト(当時はセンター試験)を使わない入試
・受験日程(当時の入試日程は9月14日)
・受験科目(NP入試は国語・英語の小論文&面接)
をみました。
自分は文系で、看護科に入る方法を探していた中、一般入試の前に受験の練習ぐらいに捉えて受験することを決めました。
オープンキャンパス(夏休み)
大学の推薦入試を受ける際は、特にその大学のオープンキャンパスに行くべきです。(というかもはや義務。)
その理由は
・「オープンキャンパスなどに来られたことがありますか」と実際に過去に大学見学をしたことがあるか面接で問われることがある。
・オープンキャンパスに行くことで、学校側に自分が実際に参加したことを記録される。
という2点があります。
噂レベルの話ではありますが、オープンキャンパスに参加していないだけでまず落とされたという話も聞いたことがあるので、参加することは必須ですね( ´∀` )
コロナ禍で、大学によっては事前予約が必要な場合もあるので予約締切なども確認しましょう!
これは実際に僕がやったことなのですが、オープンスクール前に自分の興味のある分野について、大学に在籍している教授にメールで質問しました。(メールに自信がなかったので、メールのルールなども含めて、高校の先生に一回送信前にチェックしてもらいました。)
ちなみに教授のメアドは公開されていなかったので、大学のホームページにある”質問はコチラ”みたいなところに、自分のメールアドレスも記載して送信しました。すると、当時学務課から教授に話がいき、教授とオープンキャンパスで対談させていただける機会をいただきました。(教授はとてもフレンドリーで、話も盛り上がりました。)
無知すぎると、教授と話が合わないかもしれないと思い、対談が決まった後は対談相手の教授の研究分野を確認したり、CiNii(論文のライブラリーみたいなサイト)で教授が書いている論文を探して軽く目を通したりして、実際に対談したとき、ある程度話題が尽きないように準備しました。
対談は実際に2時間ぐらいで、その際に聞いたことはノートにメモしながら聞きました。
オープンキャンパスでは、香川大学医学部看護学科の説明がホールみたいな大教室で行われます。
最後には質問タイムが設けられ、聞きたいことがあれば遠慮せずに質問できる環境でした。
的外れな質問でなければ、質問に応えてくれるはずです!
オープンキャンパスは、いい印象を与えることができればいいと思います。
出しゃばりすぎず、謙虚に自分の熱意を伝えられれば、教授もその熱意に応えてくれます。
出願(9月上旬)
出願時に用意するものは、
ポイント
・志望理由書
・課題作文
・資格、受賞歴
・その他事務書類
に大きく分けられます。
その他事務書類は、親と確認しながら、漏れがないように準備しましょう。
資格、受賞歴は、英検や、部活での功績などを記入する紙がありました。
僕は英検2級を持っていたので、スコアも一緒に記入しました。
高校の部活では、俳句をしていたので、俳句での受賞歴や、俳句甲子園では全国大会に出場経験もあったので、惜しみなく記入した記憶があります。
志望理由書、課題作文は、自分で書いてそのまま提出はちょっと危険かもしれません。
高校の国語の先生に一度添削をお願いしましょう。
僕は5回くらい添削のやり取りをお願いしました。
それでも内容はズタボロで、めちゃめちゃ修正を加えてもらいました。
なので、俺には文才があるっ!と思っていても一度添削をお願いしに行くことをおススメします。
受験前日
私は、当時名古屋の高校生だったので、前日に高松に到着した後に腕時計を忘れたことに気づき、急いでダイソーで見やすい小さめの卓上時計を買いました。
あとは、前日にもう一度ホテルから電車に乗って、高田駅に行き、受験会場である香川大学医学部看護学科棟に行き、所要時間を計測、駅で時刻表も確認しました。
ホテルは瓦町のビジネスホテルでしたが、自分は朝がめちゃめちゃ弱いので、ホテルのコンシェルジュさんに「モーニングコールと、朝食を持ってきてください、もし起きてなければ、ドア強めにノック、入ってきてください。」と無理難題を無理やり聞いてもらいました。
試験前日・当日のタイムスケジュール
前日
15:30頃 高松駅到着
16:00 ホテルでチェックイン
16;15頃 ホテルを出発
17:00頃 受験会場到着
18:00~ 瓦町のガストで夕食(ゲン担ぎでカツ食べると、緊張するので、個人的に避けました(笑)→翌日の昼食をコンビニで買う
19:00 ホテル到着→過去問の一読と、面接で言う要素の確認
20:00~ 風呂からダラダラタイム(何も考えずに見れるお笑いとか見てました。)
21:30 就寝
当日
6:00 起床(自力で目覚めました。めっちゃ寝覚めよかったです✌)
受験当日(10月上旬)
受験当日は、朝ご飯は緊張のあまり喉を通らなかったので、あったかぁいスープとパン一個、あとサラダをモーニングで食べました。
受験会場に向かう途中は、元気が出る曲と緊張しない曲を聴こうと思い、きゃりーぱみゅぱみゅとファンモンを聴いていました。
電車の中では、過去問と他大の看護科の推薦の過去問を読みました。
きっと香川の同じ高校で集まっている受験生の群れを見ると緊張するので避けて、ひたすら過去問を最終チェックしました。
試験の間の小休憩はトイレに入るようにし、教室に戻る前に一度深呼吸をするようにしていました。
昼休憩は早めに終わらせて、トイレで面接の練習をしていたら、同じように男子トイレに入った受験生と仲良くなり、お互いに面接練習をしました。(このお陰で緊張が解かれました。)
面接の順番は、願書を提出した順番からでした。僕はちょうど最初の人から30分後くらいで眠さもなく、面接会場にちょうどいいタイミングで向かいました。
面接では
ポイント
・救急車の有料化について5分間のスピーチ
・その他、志望理由など形式的な質問
について聞かれました。
面接は教授6:受験者1で行われました。
緊張しましたが、教授の皆さんは優しい感じのおばちゃんで、相槌を満面の笑みで打って話を聞いてくれるので、安心してください。
入試結果
総合順位 | 総合点 | 小論文Ⅰ | 小論文Ⅱ | 面接 |
2/25 | 225.0/300 | 61.0/100 | 77.0/100 | 87.0/100 |
入試データ
最低点 | 合格者最高点 |
195.0/300 | 230.0/300 |
香川大学医学部看護学科はどんなところ?
香川大学医学部看護学科は、先生、先輩、生徒、みんな人が良いです。なので、入学後もいろんな人を頼ってください。
そしてこれを読んでくださっている受験生の皆さんは、塾の先生、スタッフの大学生をしっかり頼りまくってください。
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